こーえん 【公園】 (東京の方言)
浅草公園。またその花柳界。 とど終に公園へ身を売るにいたるまで
こーか (石川の方言)
小・中学校の通学区域。学区。 あんたさん、どこの校下やったんや(あなたはどこの学区だったの)
こーかる (福岡の方言)
自慢して威張る。 自分のことば、こーかりよー(自分のことを自慢して威張っている)威張っている様子を「こーたかか」と言う。
〜こーじ (山梨の方言)
学校の〜時間目。 いちこーじは国語、にこーじは算数、さんこーじは社会です(一時間目は国語、二時間目は算数、三時間目は社会です)漢字は「校時」をあてる。
こーっと (三重の方言)
ええっと。 あっこのやごうはなー。こーっと(あそこの屋号はねえ。ええっと)ひとり思案に発する語。
こーと (兵庫の方言)
地味。 こーとなきもんこーてもた(地味な着物を買ってしまった)
こーとな (京都の方言)
地味で上品な。 いや、こたち、こーとなべべきてはるなー(いや、子どもさん 上品な着物を着ておられるねえ)
こーとな (和歌山の方言)
地味だ。 こーとな柄やなー(地味な柄だねえ)
こーとーか (熊本の方言)
〈性格・着衣が〉上品だ。 あんひとんきとらす服はこーとーか(あの人が着ている服は上品だ)
こーのげ (福島の方言)
眉毛。 あの人のこーのげは、太いなあ(あの人の眉毛は、太いなあ)「まみげ」とも。