あんごー (岡山の方言)
馬鹿。 あのかー、そねーなことしてあんごーじゃ(あの子は、そんなことして馬鹿だ)さらにひどい場合を「大あんごー」とも。
〜げな (福岡の方言)
伝聞。例示。 あのひたー、ごーかくしたげな(あの人は合格したそうだ)なんでがっこーげな、いかんといかんとねー(どうして学校なんか行かないといけないの?)
〜ごー (和歌山の方言)
念を押す文末詞。 それでえーごー(それでいいじゃないか)
ごー (香川の方言)
ごらん。 見てごー、まちごてしもたやろ(見てごらん、間違ってしまっただろう)中讃では「ごんな」。
ごーわく (静岡の方言)
腹が立つ。しゃくにさわる。 あんなことゆわれてごーガわいてしょんねーなー(あんなことを言われて腹が立ってしょうがないなあ)
ごーがわく (兵庫の方言)
腹が立つ。 ほんま、あたごーがわくやっちゃ(本当にまあ腹の立つ奴だ)
ごーがわく (鳥取の方言)
怒る。立腹する。 人をそがいにだらにすりゃー、ごーがわくけー(人をそんな に馬鹿にすれば腹を立てるから)
ごーさわく (長野の方言)
悔しくて腹が立つ。 ごーさわいて、ごーさわいて(腹が立って、腹が立って)「ごうわく」とも。
せつろしー (滋賀の方言)
煩わしい。 あの人の話はなごーて、ほんま、せつろして、かなん(あの人の話は長くて、ほんとうに煩わしくて、嫌だ)
ぢご (佐賀の方言)
はらわた。 こん魚んぢごーねまっとっ。うしててきんしゃい(この魚のはらわたは腐っている。捨ててきなさい)