てがう (高知の方言)
からかう。 おこらいちゃおーとおもーて、てごーちゃった(怒らせてやろうと思ってからかってやった)
てご (岡山の方言)
手伝い。手助け。 あんたー、ちょっとてごーして(あなた、ちょっと手伝って)
なーん (石川の方言)
いいえ〈応答詞〉。 なーん、それは、わしとちゴーガや(いいえ、それは私と違うんだ)能登では「べっちゃ」「びっちゃ」とも。
ねんごーたれる (広島の方言)
くどくど説明する。気の利いたことを得意気に言う。 やたらにねんごーたれるよーじゃー嫌われる(やたらにくどくど言うようでは嫌われる)
ひゃっかん (山口の方言)
もみあげ。 はーひゃっかんがなごーなっちょる(もうもみあげが長くなっている)
ふとか (福岡の方言)
大きい。太い。背が高い。 ナゴー ミランヤッタラ ニーチャンナ フトーナッタナ(しばらく会わなかったらお兄ちゃんは大きくなったね)
へち (高知の方言)
見当違いなところ。 道をまちごーてへちへ来てしもーた(道を間違えてまったく違うところへ来てしまった)
へんじょうこんごう (愛媛の方言)
理屈。 へんじょーこんごーぎり言よる(あれこれと理屈ばかり言っている)「南無大師遍照金剛」から。
へんじょーこんごー (山口の方言)
逆らって、つべこべ言う。 へんじょーこんごーゆーないや(つべこべ言うな)
めためた (群馬の方言)
めったやたらに。どんどん。 そんなことべーめためたやってねーで、ちごーこともしろ(そんなことばかりやたらにしていないで違うこともしろ)