ごっくーさん (佐賀の方言)
神仏に供える飯。 水あび行くときゃ、ごっくーさんくーて、手にゃ唾つけち行かんかい(水泳に行くときは、お供えの飯を食べて手に唾をつけていきなさい)「御供」。
ごっとい (佐賀の方言)
ずっと。 きゅーはほとめかいたけん、ごっといしみゃーまでおったじゃ(今日はご馳走をなさったから、ずっと最後までいたよ)
ごっぺかえす (北海道の方言)
大失敗する。 やーや、ゆーべ酒のみすギてごっぺかえした(いやあ、昨夜は酒を飲み過ぎて大失敗しちゃった)
ごてーしん (大分の方言)
不精者。 あいつは、ごてーしんじゃーきーのー(あいつは不精者だからなあ)「五体惜しみ」あるいは「五体死に」の転か。
ごとろ (神奈川の方言)
ひきがえる。 ごとろガよー、出てきたよー(ひきがえるがねえ、現れたよ)
ごとーべー (神奈川の方言)
ひきがえる。 あのごとーべーよー、また、出てきやガったよー(例のひきがえるが、また現れたよ)
ごぼる (石川の方言)
雪や泥に足がはまる。 人のとーったあとあるかんと、雪にあしゃごぼるぞ(人の通った後を歩かないと、雪に足がはまるよ)
ごもくた (鳥取の方言)
ごみ。 ごもくたを出すときは、何でもかんでもまぜこぜにしてはいけんよ(ごみを出すときは、何でもかんでも一緒にしてはいけないよ)
ごもめぐ (青森の方言)
小言をいう。文句をいう。 財布落どして、かがさごもめがえだ(財布を落として、妻に小言をいわれた)津軽では「ぐだめぐ」。
ごろ (山梨の方言)
子ども用自転車の補助輪。 うちの子はちっと前にごろを取っただよ(うちの子はちょっと前に自転車の補助輪を外したんですよ)へーごろなしに乗れるだけー(もう補助輪無しの自転車に乗れるんですか)