きぶい (徳島の方言)
坂がきつい。 あしこの坂はきぶいけん、馬力のある車で行きなはれよ(あそこの坂はきついから、馬力のある車で行きなさいよ)
きりこ (奈良の方言)
餅を「サイ」の目に刻んだあられ、焼いて粥や茶に入れてたべる。 冬はおかいさんにきりこ入れて食べるのが一番や(冬は粥に「サイ」の目に刻んだあられを入れて食べるのが一番だ)
きんしゃい (福岡の方言)
おいでなさい。 はよーきんしゃい(早くおいでなさい)シャルは動詞の連用形に続いて、親しみを表す語。
きんとすわっ (鹿児島の方言)
正座する。 きんとすわっせえ、えさつしやい(正座をしてあいさつをしなさい)
ぎゃーけ (佐賀の方言)
風邪。 がばい寒かぎー、ぎゃーけばせんごとしときんしゃい(とても寒いから、風邪をひかないようにしておきなさい)「咳気」。
くずぬく (山口の方言)
しゃがむ。姿勢を低くする。 くずぬいて、探しいや(しゃがんで、探しなさい)
くそへび (岩手の方言)
まむし(蝮)。 このやまあるぐどぎ は[ha]、くそへびさきつけろ(この山を歩く時は、まむしに気を付けなさいよ)
くださいな 【下さいな】 (東京の方言)
子どもが菓子屋などの店先で言うことば。女の子は「ちょうだいな」が多い。 子どもの頃、店の人がいない時に、少し声を大きくして「くださいな」と言ったものだ
くだしーよ (岐阜の方言)
下さいよ。 そんなけっちいこと言わんと、わてにもぎょーさんくだしーよ(そんなけちなこと言わないで、私にも沢山下さいよ)
くね (埼玉の方言)
垣根。生け垣。 くねんとこにちっちぇー鳥がとまってた(垣根の所に、小さい鳥がとまっていた)