さくい (群馬の方言)
如才ない。気さくな。 あそこんちのむすめは、まっさかさくいこだよ(あそこの家の娘は、本当に気さくな子だよ)
さぐず (岩手の方言)
ぬか(糠)。 さぐずでつけものせば、うめぞ(ぬかで漬物をつくると、おいしいよ)
さげ (岩手の方言)
さえ。 おれさげでぎっから、おめだば、もっとかんたんだべ(私さえ出来るのだから、あんたならもっと簡単だろう)
〜さげ (茨城の方言)
〜さえ。 つるでさげ、おんガえしするっちゅーのによ(鶴でさえ恩返しをするというのになあ(何であいつはしないのだ))
ささらほーさら (埼玉の方言)
ばらばら。めちゃくちゃ。 部屋ん中がささらほーさらだい(部屋の中がめちゃくちゃだよ)
さしくる (山口の方言)
都合をつける。 さしくっていく(都合をつけて行く)自分に都合よくする意でも。「羊羹をさしくっちゃろー羊羹を多めに取ってやろう」
さしね (青森の方言)
うるさい。 隣の教室さしねくて、授業さなね(隣の教室がうるさくて、授業にならない)
さじー (大分の方言)
すばしっこい。利に敏い。抜け目がない。 あん子はこんめーときからさじー子じゃったなー(あの子は小さいときから抜け目がない子どもだったなあ)
さす (和歌山の方言)
はめる。 ひやこいさか、てふくろさした(冷たいから手袋をはめた)
さすけね (福島の方言)
大丈夫。気にしなくてよい。 ほのぐれのごどは、さすけね(そのくらいのことは、大丈夫)