さだっ (鹿児島の方言)
にわか雨。 さだっがくれば、よかて(にわか雨がくればよいのに)
さっさる (滋賀の方言)
なさる。しなさる。 えろー高い山やのに、おじーは、さっさと登らさっさる(ひどく高い山だのに、おじいさんは、さっさと登りなさる)
さっち (福岡の方言)
かならず。 さっち、くるけんね(かならず来るからね)「しゃっち」「さっちが」とも。「さっちみち」という言い方もあるがやや意味が弱まる。
さっちもない (兵庫の方言)
つまらない。 そんなさっちもないことゆーな(そんなつまらないことを言うな)
さっちょん 【札チョン】 (北海道の方言)
札幌での単身赴任の生活。 さっちょんもあんガいきらくなもんだ(札チョンも案外気楽なものだ)「札幌チョンガー」の略。
さっつぇーなし (茨城の方言)
おっちょこちょい。考えなし。 あえづはさっつぇーなしだがら、うっかりしゃべらんねーぞ(あいつはおっちょこちょいだからうっかり話せない)
さでくりおちる (広島の方言)
ころげ落ちる。 崖からさでくりおちて、大怪我ぁ、しちゃったそうな(崖からころげ落ちて大怪我をなさったそうだ)
さでくる (鳥取の方言)
落ちる。 柿をとらかともって、木に登り枝がおえてさでくりおった(柿を取ろうと思って、木に登り枝が折れて落ちた)
さでこむ (山口の方言)
かき集める。放り込む。 はよせんたくもんさでこみー(早く洗濯物を取り込め)長門では「さらばえる」とも。
さでしてる (山口の方言)
放り捨てる。 なおっしょかんと、さでしてるよ(かたづけておかないと捨てるよ)長門では「さでくりだす」とも。