あんべわり (秋田の方言)
具合が悪い。 その日だば忙しして、あんべわりなー(その日は忙しくて、都合がつかないなあ)飲み過ギで、あんべわり(飲み過ぎて、体調が悪い)「あべわり」とも。「塩梅悪い」から。
おきらす (滋賀の方言)
火を起こす。 先に炭をおきらしてから、ほこへ鍋を架けとくれ(先に炭を火起こししてから、そこへ鍋を架けておくれ)
おしし(ぴっとろ) (愛知の方言)
蜜柑の袋をむいた状態。 おししぴっとろにして食べさせよか(蜜柑の袋をむいて食べさせようか)主に幼子にいう。
おっこね (宮崎の方言)
大きい。 おっこねししがとれたげな(大きい猪がとれたそうだ)
おぼえっだ (山形の方言)
知っている。 こいづなんだがおぼえっだが。ほだなししやね(これを何だか知っているか。そんなもの知らない)
くどい (富山の方言)
塩味が濃い。 このおつけ、ちょっこしくどいわ(このお汁は少ししょっぱいよ)
しし (富山の方言)
筋肉。 かっだにししつけんにゃあかん(身体に筋肉を付けなくてはいけない)
ししび (愛知の方言)
濡れた物を広げ干して水気を取ること。 この服濡れとるで、ししびせよか(この服は濡れているから、〈広げ干して〉水気を取ろうか)
しった (埼玉の方言)
〈鍋などの〉底。下。 もー少ししったのほーだと取るんが楽なんだけんどな(もう少し下の方だと取るのが楽なのだけどな)樽のしったに隠れてる(樽の下に隠れている)
しにいる (徳島の方言)
あざ。 どこやかししにいっとんでないか(あちらこちらにあざができているではないか)