しろしか (福岡の方言)
うっとうしい。 どーした、しろしかもんかい(まったくうっとうしいことだ)つぶやいて言う。本来じとじとと降る雨にぬれる不快感をいう語。
しろと 【素人】 (東京の方言)
「しろうと」の転。 しろとはこれでこまっちまう。わからないんだから
しわい (奈良の方言)
けち。吝嗇な。 あこのうちは婚礼やゆうてもしわいなあ(あそこの家は結婚式だというのにけちだねえ)
しわい (山口の方言)
しつこい。 お母さんはおんなじことばっかりゆーけー、ぶちしわいっちゃ(お母さんは同じことばかり言うから、とてもしつこいよ)
しんがいぜん (富山の方言)
へそくり。 しんがいぜんをよーけためとる(へそくりをたくさん貯めている)
しんきくさい (京都の方言)
もどかしい。じれったい。 あーしんきくさい、あーしんきやの(あーもどかしいねえ、あーじれったいねえ)あーしんきくさやの(あーもどかしいねえ)「しんきくさ」とも。
しんけん (大分の方言)
一生懸命。 バスにおくれそーになっち、しんけん走った(バスに遅れそうになって、懸命に走った)若年層で言う。
しんぜる (群馬の方言)
神仏にお供えする。 毎朝仏さんにご飯しんぜるんはおばーさんだいのー(毎朝仏様にご飯をお供えするのはおばあさんですよ)
しんだい(1) (徳島の方言)
〈体が〉だるい。 暑い日が続くけんしんだいわ(暑い日が続くから体がだるいわ)
しんだい(2) (徳島の方言)
しょうもない。あほらしい。 しんだいことばっかり言よらんとはよ行け(しょうもないことばかり行っていないで早く行きなさい)