さのめ (兵庫の方言)
今さら。 さのめそんなことゆーてどないすんのん(今さらそんなことを言ってどうするのだ)
さばる(3) (島根の方言)
しっかりとつかまえる。 手にさばっちょらんと、怪我すーじ(手を握っていないと、怪我するよ)
さびわけする (高知の方言)
選り分けて整理する。 あんたが役員やき、意見をさびわけせないかなー(あなたが役員なのだから意見を整理しなければ行けないよ)
さらさらえぼ (宮城の方言)
鳥肌。 下見だら、おかなくてさらさらえぼたった(下を見たら、恐ろしくて鳥肌が立った)関連して「さらさらする」で「寒気がする」意。「さらえぼ」「ささらえぼ」とも。
さんしん (沖縄の方言)
三線。三味線。蛇皮線。 さんしん ひち はねーかすん(三線を弾いてにぎやかにする)
さんじょっぱらい (新潟の方言)
放ったらかしにする。 よばれっぱなしであとさんじょっぱらいだ(ご馳走になるだけなって、あとのかたずけもしないで〈申し訳ない〉)
ざまくな(1) (島根の方言)
粗雑な。 ざまくな仕事はすんな(いいかげんな仕事をするな)
〜し (山梨の方言)
〈命令形につき〉〜よ。 すグにけーってこーし(すぐに帰ってこいよ)命令を強めたり、やわらげたりする。
しじる(1) (鳥取の方言)
素焼きする。さっと焼く。 烏賊(いか)をしじるとやおんなる(烏賊をさっと焼くと柔らかくなる)
〜しておく (福岡の方言)
〜する。 これ、なおしておいて(これ、しまってくれ)「〜する」だけで十分だが、あえて「〜しておく」と表現する。