いさばや (宮城の方言)
行商の魚屋。 いさばやさん、イワシ少しまげでけさいん(魚屋さん、鰯を少し値引いてください)古語「いそば(五十集)」から。
おげ (徳島の方言)
うそ。でたらめ。 あいつはおげばっかりいいくさる(あいつはうそばかりいいやがる)「うそつき」は「おげった」と言う。
おーの (高知の方言)
感動詞。 おーの、みちのまんなかにねこがしんぢゅーが(ああ、道のそばに猫が死んでいるよ)どちらかと言うとあまり良い感じを持たないときに多く使う。
ぎり (愛媛の方言)
ばかり。だけ。 うそぎり言うけん、きらわれるんよ(うそばっかり言っているから、嫌われるんだよ)
こそしー (石川の方言)
くすぐったい。 そんなことしたら、こそガしーガいや(そんなことをしたら、くすぐったいよ)「こちょガしー」「こそばい」「こそばしー」「こちょばしー」などとも。動詞「くすぐる」は「こそガす」。
こそばい (福井の方言)
くすぐったい。 ほんなとこなぶったら、こそばいゲの(そんなところをさわったら、くすぐったいよ)
こそばい (兵庫の方言)
くすぐったい。 そんなとこいろたらこそばいがい(そんな所を触ったらくすぐったいよ)但馬では「こそばいい」とも。
こそばす (大阪の方言)
くすぐる。 こそばいさかいあんまりこそばさんといてーや(くすぐったいからあまりくすぐらないでよ)
さいあがる (香川の方言)
調子に乗りすぎる。 いずみのはたで、さいあがっじょったらあむないで(井戸のそばでふざけていたら危ないよ)
すぐだまる (宮城の方言)
うずくまる。縮こまる。 寒くて火鉢のそばさすぐだまってした(寒くて火鉢のそばで縮こまっていました)