たいぎい (愛媛の方言)
おっくうだ。 たいぎい言うて、動きもすごきもせん(おっくうだといって、ちっとも動かない)
たいぎゃ (熊本の方言)
本当に。 熊本城は、たいぎゃむしゃんよかね(熊本城は、本当に武者ぶりがいいね)「大概に」「ほどほどに」の意でも用いられる。
たいした (北海道の方言)
たいそう。とても。 あいつは絵ーたいしたうまいんだわー(あいつは絵がたいそううまいんですよ)
たいたい (愛媛の方言)
魚の幼児語。 言うことよーきけ、たいたい買(こー)てやるけん(言うことをよくききなさい、お魚を買ってあげるから)東予では「びーこ」「びー」、中南予では「じじ」。
たいへん (山梨の方言)
たくさん。 遠慮しんでたいへん食べろし(遠慮しないでたくさん食べなさい)量を示す用法に多く使われる。
たく (京都の方言)
煮る。 お豆さんたいたんが、よーけあるさかい持っていき(豆を煮たものがたくさんあるから持っていきなさい)
だたい (山梨の方言)
突然。 道に休んでいたいばだたいガ山崩れガあった(道で休んでいたら突然山崩れがあった)
だんだん (佐賀の方言)
いつも。たいそう。 だんだん世話なってなー。あいがとーござっすっ(いつも世話になってねえ。ありがとうございます)
ちかっと (佐賀の方言)
少し。 ちかっとばっかいやしぇたごたっぼ。食ったい食わんやったいすっけんがたい(少しばっかり瘦せたようだよ。食ったり食わんかったりするからだよ)
ちびたい (石川の方言)
冷たい。 井戸水はちびとて気持ちいーじー(井戸水は冷たくて気持ちいいね)