ばたぐるう (長崎の方言)
苦しくて暴れる。 釣ったいよは、ばたぐるて死んでしもーた(釣った魚は、暴れて死んでしまった)
ひどい(2) (滋賀の方言)
すばらしい。ほめる意。 あんな、おぼたいもん持たーる。ひどい人や(あのような重い物を持ちなさる。すばらしい力持ちだ)
びーびー (島根の方言)
魚をいう幼児語。 びーびーくわにゃ、おーきならんぞ(魚を食べなければ、大きくなれないよ)出雲では「たいたい」。
ふくぞむ (福岡の方言)
はいつくばう。 いしろーろーのしたい、わくろのふくぞーろるばい(石灯籠の下にがま蛙がはいつくばっているよ)
ぶじょほ (秋田の方言)
申し訳ないこと。失礼。 ぶじょほだんしども、なんとが 頼むんし(申し訳ありませんが、なんとかお願いします)おーぶじょほしたんし(たいへん失礼しました)「不調法」から。
ぶち (山口の方言)
とても。たいそう。 今日はぶちえらかった(今日はとても大変だった)
へんねし (京都の方言)
すねること。ねむたいこと。 したのこーが生まれて、うえのこーがへんねしおこしてますねん(下の子が生まれて、上の子がすねていますよ)
へんもねー (福井の方言)
たいくつな。物足りない。 いつもさーも一人でいると、へんもねーの(いつも一人でいると、たいくつだね)
へーさし (愛媛の方言)
長い間。 へーさしこざったのー(長い間来なかったねえ)「ひーさし」とも。南予では「そーたいぶり」。
べっちょない (兵庫の方言)
大丈夫だ。別状ない。 そんなつめたいもんばっかりくーてべっちょないか(そんな冷たいものばかり食べて大丈夫か)