くかざり 【九飾り】 (東京の方言)
「苦」に通じる「九」のつく日に飾ること。 門松を飾るのはたいがいの家が二十八日でした。二十九日になったら飾らない。九飾りといって苦に通じるといって、縁起をかつぐ
くぐらける(1) (千葉の方言)
もつれる。 糸がくぐらけちゃって直すのたいへんだ(糸がもつれちゃって直すのがたいへんだ)
くつばかしー (岐阜の方言)
くすぐったい。 足のうらにさわられるとくつばかしー(足のうらにさわられるとくすぐったい)
ぐらぐらこく (福岡の方言)
頭に来る。 もー、たいがいぐらぐらこいたばい(もういい加減頭にきたよ)「はらかく」よりも強いが「ぞうのきりわく」よりは弱い。
ぐーばみる (長崎の方言)
業を見る。苦労する。つらい思いをする。 ぐーば見とらすたい(つらい思いをしていらっしゃる)
〜け (山梨の方言)
〜か。 せーせー食ったけ、たいへん食べろし(十分食べたかい、たくさん食べなさい)疑問や感嘆を表す。
けったいな (大阪の方言)
奇妙な。変な。 けったいなことばっかし言わんといて(変なことばかり言わないでよ)
けんたいげ (兵庫の方言)
偉そう。 あいつはいっつもけんたいげやなー(あいつはいつも偉そうだね)
こそしー (石川の方言)
くすぐったい。 そんなことしたら、こそガしーガいや(そんなことをしたら、くすぐったいよ)「こちょガしー」「こそばい」「こそばしー」「こちょばしー」などとも。動詞「くすぐる」は「こそガす」。
こそばい (福井の方言)
くすぐったい。 ほんなとこなぶったら、こそばいゲの(そんなところをさわったら、くすぐったいよ)