ただもの(2) (島根の方言)
次第に。段々に。 ただもの、さむんなーましてね(段々に寒くなりましたね)
〜つろ (愛媛の方言)
〜ただろう。 せーとりに、うみいいっつろー(カメノテを採りに海へ行っただろう)
〜つろー (和歌山の方言)
〜ただろう。 きんのー、おまい、映画みにいっつろー(昨日お前は映画を見に行っただろう)
〜つろー・づろー (高知の方言)
「〜しただろう」の古い言い方。 きにょーわ高岡あたりまでいっつろー(昨日は高岡〈現土佐市〉あたりまで行っただろう)三合ばーは飲んづろー(三合ほどは飲んだだろう)「づろー」はナ行・バ行・マ行の動詞の撥音…
とぶ (愛知の方言)
走る。 とんでってごろんとでんぐりかーただに(走っていってごろんとひっくり返ったんだよ)「徒競走」は「とびっこ」という。
どっぺすっ (佐賀の方言)
腹いっぱいになる。 ひのっちんちふんみゃーで、見たばっかいでどっぺーしたのまい(一日中ご馳走で、見ただけで腹いっぱいになったよ)
にかむ (青森の方言)
しわになる。 服ただんでおがねば、にかんでまるや(服を畳んでおかないとしわになってしまうよ)
はいよ(1) (熊本の方言)
いただく。 おいしかおかしばはいよした(おいしいおかしをいただいた)
ひーとい (愛知の方言)
一日中。 こんなことにひーといかけただか(こんなことに一日中時間をかけたのか)尾張では「ひーて」。
へをふる (長崎の方言)
屁を放る。おならをする。 だいか屁ばふったろー。くさかー(誰か屁を放っただろう。臭いよ)