おどける (愛知の方言)
驚く。 ゆーべはひでーかぜがふいておどけたのん(夕べはひどい風が吹いて驚いたね)
おやっとさま (宮崎の方言)
人を労うときのことば、お疲れ様。 おやっとさまでしたね、ゆっくりやすみないよ(お疲れ様でした、ゆっくりお休みくださいね)北諸では「おやっとさん」「おやっとさーぐわした」とも。
かさ (徳島の方言)
たくさん。大変。 かさあるいた(たくさん歩いた)きにょーはほんまにかさおぶけたのー(昨日は本当に大変驚いたねぇ)
かっちゃま (秋田の方言)
裏返し。さかさま。 服かっちゃまに着てしまった(服を裏返しに着てしまった)その座布団のおもできたねぁんて、かっちゃまに敷げ(その座布団の表は汚いから、ひっくり返して敷け)「かっちゃ」とも。
がとーもない (愛知の方言)
非常に多い。予想外。 がとーもねーくれたのん(とてもたくさんくれたね)がとーもねーことしやがったぞん(とんでもないことしたよ)
がぼる (福井の方言)
雪や泥に足がはまる。 雪に足がぼってよわったのー(雪に足がはまって困ったねえ)「ごぼる」「がぶる」とも。嶺南では「ぐいる」「ぐわる」。
きどころね (栃木の方言)
仮寝。うたたね。 夏は日がなげーがら、きどごろねすっとからだにえーよ(夏は日が長いから、仮寝するとからだにいいよ)
きどごろね (岩手の方言)
うたたね。仮眠。 きどころねしてるど、かぜひぐじぇ(うたたねしていると、風邪をひくよ)
きどごろね (山形の方言)
服をきたまま寝ること。うたたね。 ほだんどごさ、きどごろねしてわりったな(そんなところに服を着たまま寝てはだめだよ)「きどごね」とも。
きみじん (愛知の方言)
清潔好きなきちんとした女性。 きみじんだで、きちんとやらしたな(きちんとした人だから、〈仕事を〉きっちりとなさったね)