あいさに (奈良の方言)
たまに。時々。 あいさにわしとこへも遊びにきとくんなはれ(時々、私のところにも遊びに来てください)
あかい (和歌山の方言)
明るい。 その電気のたま、ほんまにあかいなー(その電球は本当に明るいなあ)
あわえに (山形の方言)
たまに。 しぇさ帰ってくっとぎ、あわえにうまいものでも買ってこい(家に帰って来るときは、たまにはうまい物でも買って来い)
いたましー (北海道の方言)
惜しい。もったいない。 これはいたましーからしまっておく(これは惜しいからしまっておくことにする)「いたわしい」とも。
うしきたま (山形の方言)
たくさん。 このなづはあっちぇさげ、ナスうしきたまとれだ(この夏は暑いからナスがたくさん取れた)
うったまぐる (長崎の方言)
びっくりする。 あんときの雷にはうったまげたばよなー(あの時の雷にはびっくりしたよなあ)
おこなえん (熊本の方言)
しょうがない。たまらない。 どんこん寒しておこなえん(どうにもこうにも寒くてしょうがない)
がいてー (大分の方言)
画鋲。 あ痛! がいてーを踏んだ。いとーじこたえん(痛い!画鋲を踏んでしまった。痛くてたまらない)「蓋」の付いた「釘」の意からか?
がっそー (岡山の方言)
髪がぼさぼさであるさま。 あたまーがっそーにして、そてー出な(髪の毛がぼさぼさのまま、外へ出るな)さらにひどい状態を「大がっそー」とも。
きどごろね (山形の方言)
服をきたまま寝ること。うたたね。 ほだんどごさ、きどごろねしてわりったな(そんなところに服を着たまま寝てはだめだよ)「きどごね」とも。