すぐりみち (埼玉の方言)
隣家へ行くための近道となる細いぬけ道。 昔はどこんち行くにもすぐりみちがあったい(昔はどこの家に行くにも細いぬけ道があったな)
せっちょ (栃木の方言)
世話をやき過ぎること。おせっかい。 赤ちゃんをせっちょし過ぎたもんだがら、とーとー泣ぎそっぺになった(赤ちゃんにおせっかいをし過ぎたために、ついに泣き出しそうな顔になった)
そざす (宮城の方言)
損なう。いためる。 そったにほんそざしてはわがんね(そのように本を粗末にしてはいけない)古語「損ざす」から。
そーぬぎゆん (沖縄の方言)
あわてふためく。 あれー まーんかい いちゅが、あんし そーぬぎてぃ(あの人はどこへ行くのか、あんなにあわてふためいて)
ため (奈良の方言)
贈答品の返礼。 結婚祝いのためは一割が相場や(結婚祝いの返礼は一割が相場だ)
ためらう (岐阜の方言)
注意する。 雪道はあぶねーでためらっとくれ(雪道は危険だから注意してください)
ぬちゃーしー (沖縄の方言)
困っている人を助けるためなどに一定の金額や物品を持ち寄ること。 ぬちゃーしー っし たしきーん(お金やものを持ち寄って助ける)
ほっちゃれ (北海道の方言)
疲れて元気のない人。 こどものしおくりでもうほーっちゃれだ(子どもの仕送りのために疲れ果ててもうほっちゃれだ)もともと産卵、放精後の鮭を言う。
ますぼり (福岡の方言)
へそくり。 もとは米などをためておいて臨時の出費の時に使うこと。
みいりがする (島根の方言)
筋肉痛になる。 きんにょのうんどーくゎいで、みいりがしてこまっちょー(昨日の運動会のために、筋肉痛で困っている)