たっぺ (栃木の方言)
霜柱。 今朝はさみーともったら、たっぺがはりやんしたねー(今朝は寒いと思ったら、霜柱が立ちましたね)
たっぺ (埼玉の方言)
霜柱。 さみー日の朝はたっぺが立つ(寒い日の朝は霜柱が立つ)
たててーて (岡山の方言)
立てておいて。 そのほーき、立ててーてん(そのほうきを立てておいて)「たてる」は「立つ」の意。「子どもが立てっとらー子どもが立っているよ」
たてり (岡山の方言)
物事の道理や規則。 そりゃー、たてりゃー、そねーになっとるがな(そりゃあ、規則は、そのようになっているよ)
たてり (高知の方言)
たてまえ。原則。 誰かひっとりがはらわいでめんめにはらうとゆーたてりでいこー(誰か一人が払わないで銘々が払うという原則で行こう)
たてる (徳島の方言)
閉める。 戸をたてて出ていてよ(戸を閉めて出て行ってよ)
たでる (青森の方言)
犬などを飼う。 おめの家で犬たででらな(あなたの家で犬を飼ってますか)南部では「あずがる」。
たなぎねこ (栃木の方言)
人に懐かない猫。人見知りする猫。 薄暗い所で生まれた猫じゃー、たなぎねごになるんだんべー(薄暗い所で生まれた猫では、人には懐かない猫になるだろう)
たなぼと (滋賀の方言)
台所の流し元。 ほれ、ほれ、こぼれる。たなぼとまで、ちんと持って行き(それ、それ、こぼれる。流し元まで、しっかり持って行きな)
たなもと (兵庫の方言)
台所。炊事。 たなもとてつとーてくれっか(炊事を手伝ってくれるか)