おっぺしょる (栃木の方言)
折る。曲げる。 花がきれーだがらって枝おっぺしょるなよ(花がきれいだからといって枝を折るなよ)
おへずれまげ (岩手の方言)
お世辞。 あいず、おへずれまげうめやづだがらな(あの人は、お世辞の上手な人だからね)
おぼえっだ (山形の方言)
知っている。 こいづなんだがおぼえっだが。ほだなししやね(これを何だか知っているか。そんなもの知らない)
おーね 【大根】 (東京の方言)
根本。本心。ほんね。 おーねはいー男なんだが
かまる (岩手の方言)
においを嗅ぐ。 なんだがひなくせな。でぁどご、かまってこ(何かきなくさいね。台所をかいできなさい)
がしょーき (栃木の方言)
がむしゃら。無鉄砲。向こう見ず。 あの男はがしょーきだがら、やることなすこと何でも荒っぽくってね(あの男は無鉄砲だから、やることは何でも荒々しくてね)
きみ (岩手の方言)
とうもろこし(玉蜀黍)。 こいず、うまきみだがら、くえねぞ(これは馬飼料のとうもろこしなので、食べられないよ)
くぐらける(2) (千葉の方言)
頭が混乱する。 おらもーくぐらけちゃって、何がなんだがわがらねー(頭がこんがらがっちゃって、何がなんだかわからない)
くさし (福島の方言)
怠け者。 あいづは、くさしだがら、さっぱし仕事すすまね(あの人は、怠け者だから、さっぱり仕事が進まない)「たれか」とも。
こっぺくせー (栃木の方言)
ませている。おとなじみている。 この女の子は、おしれなんかつけて、なんぼこっぺくせーんだが(この女の子は白粉などつけて、なんとませていることか)