そーよー (熊本の方言)
あるものすべて。 あるしこそーよーはいよ(あるだけ全部ください)「そーよーとめ」とも。
〜ぞっき (群馬の方言)
〜だけ。〜のみ。 昔は、麦ぞっきのご飯もくったもんだ(昔は麦だけのご飯も食べたものだ)
だす (富山の方言)
補助動詞、あげる。 てつだいしてだしゃよいがじゃれど(手伝いをしてあげればいいんだけれど)
だだけ (滋賀の方言)
むやみに、たくさん。 壁際に、だだけにもたらかすのは、たおれるし、よーない(壁際に、とめどなく立て掛けるのは、倒れるし、よくない)
だらっこ (青森の方言)
硬貨。小銭。 財布の中、だらっこばりさなった(財布の中が硬貨だけになった)
だんさん (島根の方言)
旧家や特定の職業の男性。 むかしゃー、だんさんばっかーが、わしゆーてのー(昔は、旧家の旦那さんだけが、自分のことを「わし」と言っていた)
ちゃがまる(2) (高知の方言)
だめになる。 一人だっけでやろーとするき全体の計画がちゃがまってしもーた(一人だけでやろうとするから全体の計画がだめになってしまった)
つべくそ (徳島の方言)
よけいなお節介。 いらんつべくそいうけんど、このほうがええでよ(よけいなお節介だけど、このほうが良いよ)
てきない (岐阜の方言)
苦しい。 こんだけ熱がたこーてはてきなかろー(これだけ熱が高くては苦しいだろう)
どっぺすっ (佐賀の方言)
腹いっぱいになる。 ひのっちんちふんみゃーで、見たばっかいでどっぺーしたのまい(一日中ご馳走で、見ただけで腹いっぱいになったよ)