ほまぢ (福島の方言)
へそくり。 このくづは、ばーちゃんのほまぢで買ってもらった(この靴は、おばあさんのへそくりで買ってもらった)
むそえ (茨城の方言)
持ちがよい。 まづぼんぼガまざってっとー、むそくてえーんだ(松の落葉に松笠が交じっていると火の持ちがいいんだ)
めんー (福島の方言)
かわいい。 あづぐの嫁は、めんゲーややなした(あそこの嫁は、かわいい赤ん坊を産んだ)「めんゴい」とも。
もる (高知の方言)
〈小豆などを〉もぐ、摘む。 あんづきをもっちょう(小豆を摘んでいる)
やけずる (愛知の方言)
火傷する。 ストーブに寄るとやけずってまうぞ(ストーブに近づくと火傷してしまうよ)「火傷」は「やけずり」。
やちゃくちゃね(2) (山形の方言)
まともでない。 あの人はどのあづまりでもかならずしゃべっども、やちゃくちゃねごどすか言わね(あの人はどの集まりでも必ずしゃべるけれど、ろくでもないことしか言わない)
やぢゃがね (山形の方言)
役に立たない。 おまづりんどぎ買って来たこの道具やぢゃがねっけ(お祭りのときに買って来たこの道具は役に立たなかった)