ほたくる (高知の方言)
ほったらかしにする。 ぎっちりさいそくしてきたけんどほたくっちょいた(しょっちゅう催促してきたけれどほうっておいた)
ほる (兵庫の方言)
捨てる。 このゴミ、ほってきてくれ(このゴミを捨ててきてくれ)但馬では「ほーる」とも。
ほろぐ (宮城の方言)
落とす。なくす。 どごさほろってきたもんだが、ちょっとみでくんべ(どこに落としてきたものやら、ちょっと捜してこよう)
ほんで・ほいで (長野の方言)
それで。そして。 あっこへ行って帰ってきて、ほんで、また遊んだ(あそこへ行って帰ってきて、そして、また遊んだ)
まつべる (兵庫の方言)
集める。 くろーなってきたし、そろそろこくばまつべて帰ろか(暗くなってきたし、そろそろ松落ち葉を集めて帰ろうか)
まね (青森の方言)
駄目だ。 おぐれでくればまねよ(遅れてきたら駄目だよ)南部では「わがね」。
みやましー (長野の方言)
手際がよい。 〈掃除など〉みやましくやりなさい(てきぱきとやりなさい)〈服装や仕草など〉みやましくしなさい(きりっとしなさい)
〜もて (三重の方言)
〜しながら。 しごとしーもてききおったがれ(仕事をしながら聞いていたものだよ)二つの動作が同時におこなわれることをいう。
もやいに (栃木の方言)
一緒に。共に。 みんなでこの道具をもやいに使うべと思って持ってきたんだよ(みんなでこの道具を一緒に使おうと思って来たんだよ)
やぶせったい (長野の方言)
うっとうしい。 前髪下ガってきて、やぶせったいなあ(前髪が下りてきて、うっとうしいなあ)