えぎっぽある (茨城の方言)
元気がでる。 ぐえぁーわるがったけど、梅酒のんだらえぎっぽあガってきた(体の調子が悪かったけれど梅酒を飲んだら元気が出た)
えらい (奈良の方言)
たいそう。大変。 えらい火事や、誰ぞみてきい(大変な火事だ、誰か見てこい)「賢い」「苦しい」「つらい」の意も。
おこれる (愛知の方言)
腹が立つ。 どえれぁーおこれてきた(すごく腹が立ってきた)
おごわ (青森の方言)
赤飯。 祝言でおごわ貰ってきた(結婚式で赤飯を貰ってきた)「炊き込みご飯」は「いろまま」と言う。
おぞい (長野の方言)
わるい。 えらくおぞい靴はいてきちゃった(ずいぶん悪い靴をはいてきてしまった)
おぞい(2) (福井の方言)
恐ろしい。 急に、さるぁでてきておぞかった(急に猿が出てきて恐ろしかった)嶺北では「おとろしー」、嶺南西部では「きょーとい」。
おっこむ (福島の方言)
取り込む。 雨ふってきたがら、さっさど洗濯物おっこめ(雨が降ってきたから、早く洗濯物を取り込め)
おにがらむす (宮城の方言)
カブトムシ。 きんな、おにがらむすしぇめできた(昨日、カブトムシを捕まえてきた)「鬼殻〈鬼皮〉」は「玄蕎麦の黒い殻」を言う。「おにむす」とも。
おぶける (徳島の方言)
驚く。 車がとびだしてきたけん、おぶけたわ(車が飛び出してきたから驚いた)
かんてき (大阪の方言)
七輪。 かんてきで何やいてるかおもたら、さいらやいてんか(七輪で何を焼いているかと思ったら、さんまを焼いているのか)