はしかい(2) (兵庫の方言)
すばしっこい。 なにさしてもはしかいやっちゃ(何をさせてもすばしっこいやつだ)
はだつ (栃木の方言)
完成した状態になる。実る。 小豆ができはだっても、忙しくって取りにも行げねー(小豆できても、忙しくて取りにも行けない)
はちがつだいみょう (奈良の方言)
農家の八月は、大名のようにゆっくりできることからこのように呼ばれる。 もうたーの水も心配せんでええし、この時期の百姓はほんまはちがつだいみょうや(もう田んぼの水についても心配がないので、この時期の農家…
はちはん (富山の方言)
平然とした振る舞い。 ひとにめいわくかけてもはちはんのかおしとる(人に迷惑をかけても平然とした顔をしている)
はぶてる (愛媛の方言)
ふてくされる。 何言うても、はぶてるけん困らい(何を言ってもふてくされるから困るよ)ちーと何ぞ言おうもんなら、すーぐにはぶてるんじゃねや(ちょっと何か言おうものなら、すぐにふてくされるんだなあ)
はらかく (福岡の方言)
腹を立てる。 そげん、はらかかんでもよかろーもん(そんなに怒らなくてもいいでしょう)
はらかく (長崎の方言)
腹を立てる。 そがんはらかかんちゃよかやかねー(そんなに腹を立てなくてもいいんじゃないの)
はんちく 【半ちく】 (東京の方言)
中途半端。 何をやらしてもはんちくだねーはんちくな仕事して
ばさらか (福岡の方言)
とても。 せーろむしば、くーていかんかんも。ばさらうまかばんも(せいろう蒸しを食べていきませんか。とてもおいしいですよ)
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…