おんもり (千葉の方言)
たくさん。 おんもりもらったがら持でながったよ(たくさんもらったから持てなかったよ)
かく (愛媛の方言)
二人以上で持ち上げて運ぶ。 遊んどらんと机かいて(遊んでないで机をいっしょに運んで)複数でなくても、机なら「かく」と使う若者も。
かくうつ (大分の方言)
〈飲み屋でなく〉酒屋の店内で、枡で酒を飲むこと。 きょうはちょーいとかくうっち帰ろうかのー(きょうはちょっと一杯立ち飲みをして帰ろうかなあ)
きかない (福島の方言)
強い。従順でない。 おらいのばっち娘は、きかなくて困る(うちの末娘は、強くて困る)「きかねー」とも。
きんしゃい (福岡の方言)
おいでなさい。 はよーきんしゃい(早くおいでなさい)シャルは動詞の連用形に続いて、親しみを表す語。
け〜 (鹿児島の方言)
動詞の意味を強める接頭語。 たのまれちょったどん、けわすれた(頼まれていたけれども忘れた)あや事故で、けしんだちよ(あの人は事故でなくなったそうだよ)
ございん (宮城の方言)
お出でなさい。 あすたでもあすびさございん(明日でも遊びにいらっしゃい)
ざっかけない (東京の方言)
粗野で、がさつで、丁寧でない形容。 周囲が一般にざっかけない連中が多かったので
ざんざかばき (滋賀の方言)
普段履き。 上品なもんでのーて、ただのざんざかばきのほーや(上品な物でなくて、ただの普段履きの方だ)
しぇやみこぎ (秋田の方言)
怠け者。 あれだばしぇやみこぎで、ながなが起ぎでこねぁ(あいつは怠け者でなかなか起きてこない)「ひやみこぎ」「へやみこぎ」とも。