しくた (三重の方言)
出来損ない。 しくたみたいなはながあがっとったが(出来損ないのような花がお墓にあがっていたわよ)雨の降ったりやんだりを「しくたびより」という。また、一人前でない人を指して「ひとりだけしくたがおるなー」…
したっけね (北海道の方言)
それではまたね。バイバイ。 あしたの約束忘れるんでないよ。したっけね(明日の約束を忘れるなよ。バイバイ)若い人が挨拶語として使う。
しにいる (徳島の方言)
あざ。 どこやかししにいっとんでないか(あちらこちらにあざができているではないか)
しょずむ (三重の方言)
指先で細かい物を少しつまむ。 ちょっとおちゃのはーしょずんでな(ちょっとお茶の葉をつまんでね)
しょのむ (鳥取の方言)
そねむ。妬(ねた)む。 蔵を建てると、しょのんでなんぞかんぞ言うもんがおっただってなー(蔵を建てると、妬んで何やかやと言う者がいたそうだね)
ずくたれ (岐阜の方言)
怠け者。 あいつはずくたれじゃのー(あいつは怠け者だね)「ずくたれた」は「だらしのない」、「ずくでなし」は「ろくでなし」のこと。
せつね (新潟の方言)
つらい。悲しい。 あんべわーりてせつーねですてー(体調がすぐれなくて辛いですよ)それほど大げさでなくても、よく使われる。
そーだす (三重の方言)
そうです。 知らんもんだすでなー。そーだすのかー(知らないものですからね。そうなんですか)
だいひょー (三重の方言)
大柄・長身、またその人。 だいひょーのひとやったでな(大柄な人だったからね)
ちょす (北海道の方言)
触る。からかう。 ちょすんでない(触るんじゃない!)弱い者ちょすな(弱い者をからかうな)「ちょーす」とも。