つっつぐばる (岩手の方言)
しゃがむ、うずくまる。 みつからねぁよに、つっつぐばってろ(見つからないように、しゃがんでなさい)
でな (福島の方言)
ひたい(額)。 おめのしゃでは、でな広いなあ(お前の弟は、額が広いなあ)「なづき」とも。
とちゅーはんぱ (北海道の方言)
中途半端。 とちゅーはんぱ(途中半端)でなく、ちゃんとやれ(中途半端でなく、ちゃんとやれ)
ねゆき 【根雪】 (北海道の方言)
根雪。春まで解けないで積もった雪。 このぶんだとねゆきなるんでないかなー(この分だと根雪になるんじゃないかなあ)
ひらくち (大分の方言)
〈改まった言い方でなく〉ふだんのもの言い。 あんしはひらくちじ話すきー話がゆーわかる(あの人はふだんの平易な話し方をするから話がよくわかる)同じ語形で「マムシ」の意もある。
へでなし (福島の方言)
いいかげんなこと。 へでなし、かだってんでねーど(いいかげんなこと、言ってるんじゃないぞ)
ほじねぁ (秋田の方言)
正気でない。ぼけている。 ほじねぁして、めんぼぐねぁがったんしな(ぼんやりして、申し訳なかったですね)「ほじなし」は「分別のない者」「馬鹿者」の意。
ほめき (三重の方言)
火のそばなどで顔がほてる。 ごみもやしとったらえらいほめきでなー(ごみを燃やしていたらひどい火照りでね)
まがられん (愛媛の方言)
触ってはいけない。 鍋にはまがられんよ(鍋には触ったらだめだよ)「〜られん」は不可能でなく禁止の意を表す。
またい (愛知の方言)
確実で間違いがない。 あのしとは何事につけてもまてぁーでなー(あの人は何事につけても間違いがないからね)