はたはた (鳥取の方言)
元気よく。景気よく。 彼は今でも商売をはたはたよーやっておるそーだ(彼は今でも商売を景気よくやっているそうだ)
はらかく (福岡の方言)
腹を立てる。 そげん、はらかかんでもよかろーもん(そんなに怒らなくてもいいでしょう)
ばくらとする (島根の方言)
くつろぐ。 孫らちがいんで、ばくらとした(孫たちが帰ってほっとした)「のんびりする」の意でも。
ひっでもんに (福井の方言)
とても。すごく。 ひっでもんに腹立ったって(すごく腹がたったよ)「ひっで」「ひって」「ちっかっぺ」とも。
ひどい (徳島の方言)
すごい。えらい。 あんなこまい子が一人で大阪まで行ったんでよ。ひどいなあ(あんなに小さい子が一人で大阪に行ったんだよ。すごいなあ)程度が甚だしい場合に良い意味でも用いられる。
びだげる (千葉の方言)
甘える。 このがきゃーいつまでんもびだげででおいねーなー(この子はいつまでも甘えていていけないなあ)
ぶしょってー (神奈川の方言)
ちょっとしたことでも面倒がる様子。その結果、不潔なこと。 そんな、ぶしょってーかっこーすんなよ(そんな不潔で感じの悪い格好をするなよ)
ぶすぐれる (福島の方言)
ふくれっ面をする。 おごらっちゃがらって、いづまでもぶすぐっちぇんな(怒られたからって、いつまでもふくれっ面をしているな)
へ (山口の方言)
そう。 へじゃけど(そうだけど)「へでも」(そうだけど)「へで(さー)」(それで(さー))「へでから」という表現もある。(それで)
へらこい (徳島の方言)
ずる賢い。 あいつはへらこいやっちゃけん、いつでもばーやんに菓子もらいよるわ(あいつはずる賢い奴だから、いつもおばあさんに菓子をもらっている)