ふのよか (熊本の方言)
運がいい。 宝くじの当たるちゅうは、ふのよかなー(宝くじが当たるというのは、運がいいなあ)ふのわるか運が悪い。
へ (山口の方言)
そう。 へじゃけど(そうだけど)「へでも」(そうだけど)「へで(さー)」(それで(さー))「へでから」という表現もある。(それで)
ぺろ (宮城の方言)
うどん・素麵などの麵類。またすいとんの類。 昼、ぺろ汁でもくすぺゃ(昼食はすいとんでも食べましょうよ)「かっぺろカップラーメン」という新造語もある。
ほいない (和歌山の方言)
つらい。残念だ。 ないよになったちゅー話やして、ほんとにほいないこっちゃのー(亡くなったという話だけど、本当に残念なことだねえ)
ほっこりせん (三重の方言)
思わしくない。 えー、それがねっからほっこりしませんのやわ(ええ、一向に思わしくないんですのよ)「ほっこり」は「せん」という否定の形で行われることが多い。
〜まいか(1) (三重の方言)
〜しようよ。 はよよばれよまいか(早くご馳走になろうよ)勧誘。動詞の意志形につく。ちなみに志摩で「行かまいか」と言うときは、「行かずにおこうか」という意味である。
むさらっこい (岐阜の方言)
汚い。 なんたらこっちゃ、このちらかりよーは、むさらっこい部屋じゃのー(何ということですか、この乱雑さは、汚い部屋ですね)
めあて (山梨の方言)
小学校のクラスなどで掲げる目標。 小学校のめあてで「ウラと言わない」というのがあった(小学校で掲げた目標で「ウラ〈私の意〉と言わない」というのがあった)
めせ(2) (青森の方言)
正直だ。 あの人めグせ人だな(あの人は正直な人だな)醜いという意味を表すこともある。
もえる (鳥取の方言)
増える。増す。 ほっけとったら、あっちゅーまにへこきむしがもえた(放って置いたら、あっという間にカメムシが増えた)