あげず (岩手の方言)
とんぼ(蜻蛉)。 あぎだずのに、あげずまだみねな(秋になったというのに、とんぼの姿がまだ見えないね)
いじ(1) (沖縄の方言)
勇気。 あれー いじ あんどー(あいつは勇気があるよ)「大胆な人」を「いじゃー」という。
うざってー (神奈川の方言)
気味が悪い。 けーむしってやつぁー、うざってーなー(毛虫というものは気味が悪いなあ)
えどでない 【江戸でない】 (東京の方言)
江戸らしくない、田舎くさいという所から、道理に合わないこと。 こう見たところ、江戸じゃーねえ
おっきりこみ (群馬の方言)
手打ちうどんを茹でずにそのまま野菜と一緒に煮込んだもの。 冬はおっきりこみにかぎるのー(冬はおっきりこみに限りますねえ)「おきりこみ」とも。なお西部には「にぼーとー」という地域もあり。
おとましー(2) (愛知の方言)
かわいそう。 怪我したっちゅーでおとましかったなん(怪我をしたというからかわいそうだったね)
おべる (秋田の方言)
知る。わかる。 クイズの答おべた(クイズの答がわかった)おべたふりこぐな(知ったかぶりするな)「覚える」から。「記憶する」という意味から派生した用法。
おゆるし (和歌山の方言)
ごめんください。こんにちは。 おゆるしー(ごめんくださーい)なお、「ごいされませごゆるされませ」という表現があるが、これは許諾を求めるものである。
かじふち (沖縄の方言)
暴風。 かじふちや っんじららん(台風のときは出られない)「風吹き」に対応する語。「台風」に対応する「てーふ」ということばもあるが、比較的新しい。
ぎしめく (大分の方言)
威張る。 あんしはなんちゅーちゃぎしめくきー、嫌わるる(あの人は何かというと威張るから、嫌われる)