さげ (岩手の方言)
さえ。 おれさげでぎっから、おめだば、もっとかんたんだべ(私さえ出来るのだから、あんたならもっと簡単だろう)
じょろかく (福井の方言)
あぐらをかく。 じょろかいてご飯たべてると、ばちあたるざ(あぐらをかいてご飯を食べていると罰があたるよ)嶺南東部では「ぎっとかく」。
すらごつ (佐賀の方言)
噓。 なめた口ばききよるどん、すらごつもほどほどにしとかんけ(なめた口をきいているけれども、噓もほどほどにしておけよ)
せっこぎ (岩手の方言)
怠けること。怠け者。 せっこぎさねで、ちゃんちゃんとかせゲ(怠けないで、しっかりと働きなさい)
たごる (愛媛の方言)
咳をする。 がいにたごるのー、ちーと離れとかんと、うつりゃせんかいのー(ひどく咳き込むなあ、ちょっと離れておかないと風邪がうつってしまわないかなあ)
てざらい (滋賀の方言)
熊手。熊ざらい。 りんちょくに、てざらいつこて遣り直しとかる(几帳面に、熊手を使って遣り直して置きなさる)
てっぱる (千葉の方言)
無理する。何とかする。 少し残してもしょーねーがら、てっぱっておやしてきた(少し残してもしょうがないから無理して終わらせてきた)
とかふか (秋田の方言)
そわそわ。落ち着きがないさま。 時間ねぁして、とかふかする(時間がなくて、そわそわする)このわらしとかふかでぁぐて、よぐ忘れ物する(この子は落ち着きがなくて、よく忘れ物をする)
なっとか (和歌山の方言)
どうにか。 なっとかせなあかん(どうにかしなくてはならない)
なむなむ (京都の方言)
まずまず。まあまあ。 まーなむなむいきてますねん(まあ何とか生きていますよ)