しーじゃ (沖縄の方言)
兄。年上の者。 しーじゃぬ いーしぇー ゆー ちけー(兄の言うことはよく聞け)「兄」は「いきがしーじゃ」、「姉」は「いなぐしーじゃ」とも。
しーだかさん (沖縄の方言)
霊力が強いこと。 あれー しーだかさぐとぅ いーしぇー ゆー ちきよー(あの人は霊力が強いから、言うことはよく聞けよ)特に女性にいう。
じゅじゅまき・ぎぎまき (宮崎の方言)
旋毛(つむじ)。 じゅじゅまきがふたつあっとは、あまのじゃく(つむじが二つあるひとは、ひねくれ者)諸県では「ぎぎまき」が優勢。
じら (山口の方言)
わがまま。 じらをくる(駄々をこねる)「じら」を言う人のことは「じらくり」「じらくい(むし)」。
そろっと (新潟の方言)
ぼちぼち。そろそろ。 そろっとはじめっかねー(ぼちぼち始めようかねえ)
そーましー (愛知の方言)
騒がしい。 あのしとはそーましーでかんわ(あの人は騒がしいから駄目だよ)
ちんちん (鳥取の方言)
親しい仲。親友。 彼とは家がつかかったけー、げだごの頃から一緒にあそんだりろこーに行ったり、ずーっとちんちんだった(彼とは家が近かったので、子どもの頃から一緒に遊んだり旅行に行ったり、ずーと親しい仲だ…
てき(1) (和歌山の方言)
あの人。あいつ。 てきゃ、黙って休むよなこと、せーへんやろ(あいつは黙って休むようなことはしないだろう)
ですっぱ (茨城の方言)
でしゃばり。 あのしとは、ちんちぇーとぎがらですっぱギで、なおんねよ(あの人は小さいときからでしゃばりで直らないよ)
どがーに (広島の方言)
どのように。いかさまに。 あとのこたー、どがーにでもしんさい(後のことは、どのようにでもしなさい)