くじをくる (山口の方言)
る。むずかる。 おーくじくられたっちゃ(ひどく怒られた)周防では「くじょーくる」「くじゅーくる」とも。
くにしゅー 【国衆】 (北海道の方言)
本州などからの移住の同郷人。 ここは阿波のくにしゅうばっかりだ(ここに住んでいるのは阿波の国衆ばかりだ)「南部衆」「越後衆」などとも言った。
くびこんま (福島の方言)
肩車。 わらしは、くびこんましてやっと喜ぶもんだ(子どもは、肩車をしてやると喜ぶものだ)「てんぐるま」とも。
くぼのえず (福島の方言)
蜘蛛の巣。 おっきーくぼのえず、はったなあ(大きな蜘蛛の巣、張ったなあ)「くものえず」「くもねず」とも。
〜くらい (滋賀の方言)
当然視を強調の接尾語。 せつかれんかて、ほらー、するくらい(せき立てられなくても、そりゃ、当然するとも)
くらつける (福島の方言)
たたく。 むがしはよぐ先輩に、くらつけらっちゃなあ(むかしはよく先輩に、たたかれたなあ)「くらすける」とも。
ぐらしか (鹿児島の方言)
かわいそうだ。 かかさーの、けしんみゃったち。ぐらしかなー(お母さんがなくなったんだって。かいわそうだねえ)「ぐらし」とも。
けさいん (宮城の方言)
下さい。〜てください。 こればんでたんねがら、もひとづけさいん(こればかりでは足りないから、もう一つ下さい)「くなえ」とも。
けっぱなずく(2) (鳥取の方言)
失敗する。しくじる。 事業にけっぱなずいた(事業に失敗した)「けっぱんずく」とも。
けなりー (群馬の方言)
うらやましい。 なんともけなりーかぎりだよ(何ともうらやましい限りだよ)