けなるい (京都の方言)
うらやましい。 えーべべたんともってはって、けなるいわ(よい着物をたくさんもっておられて、うらやましいわ)「けなりい」とも。
けんけん (石川の方言)
先が尖った状態。 鉛筆の先、けんけんにけずった(鉛筆の先を鋭く尖った状態に削った)若い世代では「ぴんぴん」とも。
〜けー (岡山の方言)
〜から。 しょーがねーなー、まだ子どもじゃけーなー(しょうがないね、まだ子どもだからね)「〜けん」とも。
げと (徳島の方言)
最下位。 わたしやいつもげとじゃ(私なんかいつも最下位だ)「げっとー」「げとっぱ」「げとべ」「どべ」などとも。
げに (高知の方言)
本当に。実に。 げにまっこと、おもしろい(まったく実に、面白い)強調して「げにまっこと」とも。
げれっぱ (北海道の方言)
最下位。びりっけつ。 かけっこてばいつもげれっぱさ(かけっこと言えばいつも最下位さ)「げれ」「げっぱ」とも。
げんね (鹿児島の方言)
恥ずかしい。 おかまいもせんじ、げんねこっごあした(おかまいもしませんで、お恥ずかしいことでした)「げんなか」とも。
こうで (長野の方言)
手首の筋が痛くなること。 こうではつらい(腱鞘炎はつらい)中南信では「すばこ」「そらうで」とも。
こえー (福島の方言)
疲れた。 階段のぼってきたがら、こえーなあ(階段をのぼってきたから、疲れたなあ)「こわい」とも。
こがーな (岡山の方言)
こんな。このような。 学校にこがーなもん持っていかれな(学校にこんなものを持っていくんじゃないよ)「こげーな」「こねーな」とも。