にしゃ (福島の方言)
おまえ。 にしゃも食え(おまえも食べろ)会津では「にす」「にし」とも。
ねき (山口の方言)
側。 ねきにいきんさい(側に行きなさい)「ヘリ」とも。
ねき (愛媛の方言)
すぐ近く。そば。 昔、学校のねきにおーけな桜の木(きー)があったんよ(昔、学校のすぐそばに大きな桜の木があったんだよ)「にき」とも。
ねっき (岩手の方言)
三、四〇センチの棒の先を削って、地面に刺したり倒したりする子どもの遊び。太く長い釘を使うこともある。
ねりくり (宮崎の方言)
餅の一種。餅米と薩摩芋をふかしたものをつきまぜたもの。 このねりくりはうめーじ(この芋餅はうまいよ)「ねったくり」「ぼったげ」とも。
はいごん (島根の方言)
大騒ぎ。 よんべは、こんれーではいごんでしたわ(昨夜は婚礼で大騒ぎでした)「はえごん」とも。
はかはかする (秋田の方言)
ハラハラする。 二階がらおぢねぁがど思って、はかはかした(二階から落ちないかと思って、ハラハラした)「はかはかめぐ」「はっかめぐ」とも。
はいしー (石川の方言)
悔しい。 また宝くじあたらなんだ、はガいしー(また宝くじが当たらなかった、悔しい)加賀南部では「はガい」「はゲー」とも。
はしま (島根の方言)
午後の間食。 はしまでやすんじょーがの(間食で休んでいるところです)「こばしま」「こびる」とも。
〜はだる (茨城の方言)
〜始める。 さめねうぢ、たべはだったらがっぺ(冷めないうちに、食べ始めたらいいでしょう)「〜はだづ」とも