おっきょる (福島の方言)
折る。 その枝、じゃまんなっから、おっきょれ(その枝、じゃまになるから、折れ)「ぶっきる」とも。会津では「おだる」。
おっきりこみ (群馬の方言)
手打ちうどんを茹でずにそのまま野菜と一緒に煮込んだもの。 冬はおっきりこみにかぎるのー(冬はおっきりこみに限りますねえ)「おきりこみ」とも。なお西部には「にぼーとー」という地域もあり。
おっこっこ (新潟の方言)
おやまあ。 おっこっこ、ふっさしねっかねー(おやまあ、久しぶりじゃないかねえ)「おっこー」とも。
おっとろし (長崎の方言)
おや、まあ。驚いたときに言う。 おっとろし。どっかでふとか地震のあったごたっ(おや、まあ。どこかで大きい地震が起きたようだ)あきれたような気分が入ることも多い。形容詞はおとろしか。
おっぽ (愛媛の方言)
おんぶ。 おばあちゃんにおっぽしてもろて、えーのー(おばあちゃんにおんぶしてもらって、いいねえ)「おんぼ」とも。東予・南予では「おっぱ」。
おつくべ (長野の方言)
正座。 ちゃんとおつくべして(きちんと正座して)「おつんべこ」「おつくんべ」とも。
おにがらむす (宮城の方言)
カブトムシ。 きんな、おにがらむすしぇめできた(昨日、カブトムシを捕まえてきた)「鬼殻〈鬼皮〉」は「玄蕎麦の黒い殻」を言う。「おにむす」とも。
おぼわる (愛知の方言)
覚えられる。 ちっともおぼわらんなぁ(なかなかおぼえられないねぇ)
おみおつけ 【御御御付】 (東京の方言)
味噌汁。 毎朝おみおつけにおこうこだった「おみょーつけ」「おつけ」とも。
おめる (鳥取の方言)
尻込みする。ためらう。 おめるこどもには、気楽に話しかけることもできんよなー(人前で尻込みする子には、気楽に話しかけることもできないよねー)