こたう(2) (高知の方言)
支える。 杭にくくったけんどなわがゆるいきちっともことーちゃーせん(杭にくくったけれど縄がゆるくてちっとも応えていない)
こなす (福岡の方言)
いじわるしていじめる。 わるそーが、とーしぇんぼして、こなしよる(いたずら小僧が通せんぼしていじめている)「にくじ」は精神的意地悪。
こん (山梨の方言)
こと。 学校であったこんみんなに話しとーけ(学校であったこと皆に話したかい)
こーとーか (熊本の方言)
〈性格・着衣が〉上品だ。 あんひとんきとらす服はこーとーか(あの人が着ている服は上品だ)
ござんす (長野の方言)
ございます。 おらえーあたりまで、よんでむらって、ありがとーござんした(私の家まで招待してもらって、ありがとうございます)
ごとーべー (神奈川の方言)
ひきがえる。 あのごとーべーよー、また、出てきやガったよー(例のひきがえるが、また現れたよ)
ごぼる (石川の方言)
雪や泥に足がはまる。 人のとーったあとあるかんと、雪にあしゃごぼるぞ(人の通った後を歩かないと、雪に足がはまるよ)
〜ざった (三重の方言)
〜しなかった。 とーかもくわざったんじゃひてなーおい(十日も食わなかったんだからねえ、あなた)「〜だった」「〜はった」とも。
ざんじ (高知の方言)
すぐに、またたく間に。 ざんじ来とーせ(すぐに来てちょうだい)
しるい (高知の方言)
土が水を多く含んでぬかるんでいる、あるいは軟弱な状態。 雨がうんと降ったき道がしるーなってとーれな(雨がたくさん降ったから道がぬかるんで通れないよ)