ぼに (広島の方言)
盆。盂蘭盆会。盆祭り。 インドから来た言葉らしーがのー、盂蘭盆のことー、ぼに、ゆーんじゃが(印度から来た言葉らしいがね、盂蘭盆会のことをボニと言うのだよ)
まどす (京都の方言)
弁償する。 まーどせ まどせ もーとのとーりにまどせ(元の通りになるように弁償しろ)例文は子どもたちがはやしたてることば。「まどう」とも。
みとーもねー (神奈川の方言)
みっともない。見苦しい。 よしなよー、みとーもねーからよー(やめなさいよ、みっともないからさ)「よしな」は若い層では「やめな」となる。
むそえ (茨城の方言)
持ちがよい。 まづぼんぼガまざってっとー、むそくてえーんだ(松の落葉に松笠が交じっていると火の持ちがいいんだ)
めんけ (秋田の方言)
かわいらしい。 このぼんぼこ、なんとめんけごとー(この赤ん坊は何とかわいらしいこと)「めごえ」「めんこえ」とも。
もつけねー (福井の方言)
かわいそう。大変だ。 とーちゃん、けがで入院したんにゃって。もつけねーのー(お父さん、けがで入院したんだって。かわいそうだね)
もとーらん (広島の方言)
つまらない。首尾一貫しない。役に立たない。訳が分からない。賢明でない。 おーきゅーなっても、もとーらんことばー、ゆーてからに、やれんよ(大人になっても賢明でないことばかり言ってやりきれないよ)
もとーる (岡山の方言)
口が達者だ。よく喋る。 あいつぁー、よー口がもとーるやつじゃのー(あいつは、なかなか口が達者なやつだなあ)
やけずる (愛知の方言)
火傷する。 ストーブに寄るとやけずってまうぞ(ストーブに近づくと火傷してしまうよ)「火傷」は「やけずり」。
〜ら (三重の方言)
〜なんか。 あのとーじのし。ふくろらつけなんだ(あの当時はね。袋なんかつけなかった)