はっちゃき (北海道の方言)
一心になること。熱中。 そんなにはっちゃきこかなくったって(そんなに一心にならなくたって)
はらかく (福岡の方言)
腹を立てる。 そげん、はらかかんでもよかろーもん(そんなに怒らなくてもいいでしょう)
はらかく (長崎の方言)
腹を立てる。 そがんはらかかんちゃよかやかねー(そんなに腹を立てなくてもいいんじゃないの)
ひらくち (大分の方言)
〈改まった言い方でなく〉ふだんのもの言い。 あんしはひらくちじ話すきー話がゆーわかる(あの人はふだんの平易な話し方をするから話がよくわかる)同じ語形で「マムシ」の意もある。
びき (広島の方言)
蛙。 このごらー、びきがおらんよーんなった、どがいしたんじゃろー(このごろは蛙がいなくなった、どうしたのだろう)
びっすいか (熊本の方言)
何となくすっぱい。 こんみそしゅらびっすいか味のすんねー(このみそ汁は何となくすっぱい味がするねえ)
ふてる(2) (高知の方言)
紛失する。 ぽけっとにお金をいれちょったがやけんどふてた(ポケットにお金を入れていたのだけれどなくした)
へたる (広島の方言)
座る。正座する。うずくまる。 きちんと、へたらにゃーいけん(きちんと正座しなくてはいけない)
へっちょ (愛媛の方言)
見当違いの方。 へっちょ見よらんと、前向いとらないかんぞな(あさっての方を見るんじゃなくて、前を向いてなきゃだめだよ)
ぺそらぺそら (宮城の方言)
粘り気のないこと。 この餡子、ぺそらぺそらしてうまぐがえん(この餡子は粘り気がなくておいしくないね)