だいじ (栃木の方言)
大丈夫。心配がない。 今日はあんべがわりーとゆえば、行がなくったってだいじだ(今日はからだの調子がわるいと言えば、行かなくても大丈夫だ)
だだけ (滋賀の方言)
むやみに、たくさん。 壁際に、だだけにもたらかすのは、たおれるし、よーない(壁際に、とめどなく立て掛けるのは、倒れるし、よくない)
だんない (富山の方言)
差し支えない。 そんなことしてもらわんでもだんないわ(そのようなことをしてもらわなくても構わないよ)
だんない (大阪の方言)
構わない。差し支えない。 だんない。だんない。気にせんでえー(かまわない。かまわない。気にしなくていい)
つまらん (広島の方言)
だめだ。つまらない。 おとーさんのおってんときに言わにゃーつまらん(お父さんのいらっしゃるときに言わなくては駄目だ)
てんくら (山口の方言)
仕事もなく信用ができない人。うそ。 あのひたーてんくらじゃー(あの人は信用できない人だ)「てんくらだめじゃのー全くだめだな」という表現もある。
とかふか (秋田の方言)
そわそわ。落ち着きがないさま。 時間ねぁして、とかふかする(時間がなくて、そわそわする)このわらしとかふかでぁぐて、よぐ忘れ物する(この子は落ち着きがなくて、よく忘れ物をする)
とこなえ (大分の方言)
婿養子をもらった、家付きの女性。 河野さんのばーちゃんなとこなえじゃ(河野さんのおばあちゃんは〈嫁に来たのではなく〉婿養子をもらっている)
とじぇねぁ (秋田の方言)
さびしい。退屈だ。 わらしだいねぁして、とじぇねぁなー(子どもたちがいなくてさびしいなあ)
とちゅーはんぱ (北海道の方言)
中途半端。 とちゅーはんぱ(途中半端)でなく、ちゃんとやれ(中途半端でなく、ちゃんとやれ)