がめに (福岡の方言)
大根、レンコン、ごぼう、にんじん、こんにゃく、里芋などを食べやすい大きさに切り、鶏肉のぶつ切りとともに醬油と砂糖で煮た料理。 「筑前煮」とも。
くじっかてーに (神奈川の方言)
律儀に。かたく。 くじっかてーに、おけーしなんか、しなくっても、いーだよー(律儀に、お返しなどしなくても、いいんだよ)
くださいな 【下さいな】 (東京の方言)
子どもが菓子屋などの店先で言うことば。女の子は「ちょうだいな」が多い。 子どもの頃、店の人がいない時に、少し声を大きくして「くださいな」と言ったものだ
くにしゅー 【国衆】 (北海道の方言)
本州などからの移住の同郷人。 ここは阿波のくにしゅうばっかりだ(ここに住んでいるのは阿波の国衆ばかりだ)「南部衆」「越後衆」などとも言った。
くる (福岡の方言)
あなたの所に行く。 〈電話で「遊びに来ないか」などと誘われて〉今から、くるけん(今から行くから)相手側に身を置いての表現。
げと (徳島の方言)
最下位。 わたしやいつもげとじゃ(私なんかいつも最下位だ)「げっとー」「げとっぱ」「げとべ」「どべ」などとも。
こそしー (石川の方言)
くすぐったい。 そんなことしたら、こそガしーガいや(そんなことをしたら、くすぐったいよ)「こちょガしー」「こそばい」「こそばしー」「こちょばしー」などとも。動詞「くすぐる」は「こそガす」。
こっぺくせー (栃木の方言)
ませている。おとなじみている。 この女の子は、おしれなんかつけて、なんぼこっぺくせーんだが(この女の子は白粉などつけて、なんとませていることか)
こまか (福岡の方言)
細い。 こまかごたいばして(小さな体をして!)紐、木、腕、網の目などいずれにも使える。
こわい (岐阜の方言)
恥ずかしい。 しらん人にあうのはこわいも(知らない人に会うのは恥ずかしいよ)「心配な」「嫌な」「面倒な」「気の毒な」「寂しい」などの意でも使われる。