ごんぼほる (秋田の方言)
駄々をこねる。暴れる。 酒飲んでごんぼほる(酒を飲んで管を巻く)「牛蒡掘る」から。地中の牛蒡は掘るのに手がかかることから、駄々をこねたり酒を飲んで管を巻くなど、手のかかることを言う。
しぇからしか (福岡の方言)
うるさい。 しぇからしか。だまっときない(うるさい。少し黙っておけ)他に「子どもなどが騒がしい」「気ぜわしい」「煩しい」などの意も。
しかう (高知の方言)
柄などを付ける。 えがぬけたけんしこーちくり(柄が抜けたから付けてくれ)
しくた (三重の方言)
出来損ない。 しくたみたいなはながあがっとったが(出来損ないのような花がお墓にあがっていたわよ)雨の降ったりやんだりを「しくたびより」という。また、一人前でない人を指して「ひとりだけしくたがおるなー」…
しった (埼玉の方言)
〈鍋などの〉底。下。 もー少ししったのほーだと取るんが楽なんだけんどな(もう少し下の方だと取るのが楽なのだけどな)樽のしったに隠れてる(樽の下に隠れている)
しもる (茨城の方言)
寒さで野菜などがいたむ。 さづまはとぐに、しもゲんのガはやえんだ(さつまいもは特に寒さでいたむのが早いんだ)
じょーさね (山形の方言)
簡単だ。 あいづだば、だいガぐさなどじょーさなぐはいんべよ(あいつなら大学になんか簡単に入るだろうよ)
じりー (大分の方言)
道などがぬかって歩きにくい。 雨が降った後は道がじりーじ、歩みにきーのー(雨が降った後は道がぬかって歩きにくいなあ)
すかす (新潟の方言)
菜っぱなどを間引く。空かす。 畑の菜っぱをすかす(畑の菜っぱを間引く)
〜すけ (新潟の方言)
〜から。〜ので。 さーめすけいっぺこと着てる(寒いからたくさん着ている)佐渡では「〜さけーにゃー」「〜もんし」など。