すっぱね (宮城の方言)
裾などに跳ね上がった泥。 すっぱねあげねよー、気ぃつけで歩がいん(裾に泥を跳ね上げないように気を付けて歩きなさい)「つっぱね」とも。
すばだかげる (岩手の方言)
柿や栗などの実を、手頃な短い棒切れや石などを投げつけて落とす。 さおつかえば、えだっこいだめるはんて、ずばだかげで、うめぐおどせよ(竿を使って落とすと、枝を折ったりするので、石を投げて落としなさいよ)
すばり (島根の方言)
手足にささる刺(とげ)。 すばーがたって、いたーてかなわん(刺がささって、たいへん痛い)「すいばり」とも。植物の刺は「かたら」「いが」「いぎ」など。
そがれ (群馬の方言)
作物などが盛りを過ぎて衰えること。 ナスも、はー、そがれになった(茄子ももう盛りを過ぎた)
そやでこり (三重の方言)
だからね。 そやでこり、このまえな(だからね、この前ね)「そやでこれ」より丁寧。全県的には「そやもんで」「そやよって」「そやさかい」などがある。
たごまる (宮城の方言)
ひもやロープなどが絡まって、ほどきにくいさま。また、着ているものが次第に一ヵ所に寄ること。 シャッツの袖ぁたごまって、えんずぇごどぁ(シャツの袖が寄って、違和感があるなぁ)
たでる (青森の方言)
犬などを飼う。 おめの家で犬たででらな(あなたの家で犬を飼ってますか)南部では「あずがる」。
ちゃんぷーるー (沖縄の方言)
料理名。豆腐、野菜などを油で炒めたもの。 ちゃんぷーるー ちゅくてぃ かまー(ちゃんぷーるーをつくって食べよう)
つっぺ (北海道の方言)
栓。びんの栓など。 つっぺかれ、まかしてまうべ(栓をしろ、こぼしてしまうじゃないか)
つぼめぁ (岩手の方言)
庭。 ひれぁつぼめぁさ、はなっこだのにわぎだのうえれば、みべぁいぐなるなあ(広い庭に、花や植木などを植えると、きれいになるね)