つもい (長野の方言)
服などがきつい。 この靴つもい(この靴、小さくてきつい)太ったらズボンのお腹のところがつもくなった(太ったらズボンのお腹のところがきつくなった)
つんつん (福井の方言)
鉛筆の芯の先などが鋭く尖った様子。 明日試験やで、鉛筆つんつんにけずっとけや(明日は試験だから、鉛筆の芯を鋭く尖った状態に削っておけよ)
てこい (鳥取の方言)
大きい。 てこい、ちーしゃーなどとつべこべ言っても、埒(らち)があかんわ(大きい、小さいなどとあれこれ言っても、埒があかないよ)
てこにあわん (島根の方言)
仕事などの能力が足りない。 こげなもんだいは、わしのてこにあわん(こんな問題は、私の手に負えない)
てれぐれする (島根の方言)
仕事などがはかどらないこと。 てれぐれして、なんもすすまん(ぐずぐずして、仕事がはかどらない)
てれこ (奈良の方言)
反対。逆さ。 おまはんの服、そら、てれこやがな(あなたの服、反対じゃないか)裏表・前後・上下などが逆であること。
とぜなか (福岡の方言)
退屈だ。寂しい。 ひとりでとぜなかなー(一人でさびしいなあ)話し相手がいない場合など。「とぜんなか」とも。東部では「とぜんない」。
とっきょり (奈良の方言)
盆や正月などのハレの日。祭りなどの休日。 おかあちゃん、今日はえらいごっつおやな。とっきょりやさかいけ(お母さん今日はすごいご馳走だね。ハレの日だからか)「遊山の日」の意でも用いられる。
とびしゃり (三重の方言)
雨水などのとばしり。飛沫。 いっちょらやのにとらっくのとびしゃりにやられてさ(一張羅の服なのにトラックの水しぶきにやられてさ)
とーきび (北海道の方言)
とうもろこし。 もギたてのとーきびおいしいよ(もぎたてのとうもろこしはおいしいよ)海岸部では「とーきみ」「とーぎみ」「きみ」など。