どつく (兵庫の方言)
殴る。 えーかげんにせなどつくぞー(いい加減にしておかないと殴るよ)
どびる (徳島の方言)
野菜などが腐り崩れること。 ほんなもん、どびてしもうて食べれるかだ(そんなもの、腐ってしまって食べられないよ)
なく (新潟の方言)
溶けかける。粘つく。 飴がないてる(飴が溶け加減になり柔らかく粘ついている)砂糖、塩、飴などが湿気や暑さなどで溶けかけ粘ついて柔らかくなる。
にょんにょさま (宮城の方言)
神仏をいう幼児語。 にょんにょさまさ、てぇあしぇろ(神様に手を合わせなさい)神仏、日・月など尊ぶべきものを意味する古語「ののさま」の転。
ぬちゃーしー (沖縄の方言)
困っている人を助けるためなどに一定の金額や物品を持ち寄ること。 ぬちゃーしー っし たしきーん(お金やものを持ち寄って助ける)
はる (茨城の方言)
毛先・枝先などを切る。 あだまみちかぐはギってこー(髪の毛を短く刈ってこい)
はく (北海道の方言)
〈手袋などを〉はめる。 手袋はいてゆかないと霜焼けなるよ(手袋をはめて行かないと、霜焼けになるよ)
はげぃー (鹿児島の方言)
あらまあ。〈感動詞〉 はげぃー、なんな、にゃー、もどりんしょーりなー(まあ、あなたはもうお帰りになりますか)「あげぃー」「はけぃー」「いげぃー」などのバリエーションがある。
はそんする (群馬の方言)
修繕する。衣類や足袋などの繕いをする。 屋根のはそんしなくちゃー、雨漏りがするよ(屋根の修繕をしなくては、雨漏りがするよ)
〜はる (京都の方言)
補助動詞〈尊敬・丁寧の意〉。 よーふらはりますなー(雨がよく降りますねえ)〈自分以外の〉人・動物・天候などを主語とする動詞につけて、尊敬、あるいは、聞き手に対する丁寧を表す。