あんきまごろく (愛媛の方言)
のんきもの。 こがなあんきまごろくた、思わなんだ(こんなのんきものとは思わなかった)
うい(1) (富山の方言)
つらい。苦しい。 風邪をひいたがか、なんやらからだがういわ(風邪をひいたのか、なんだか、体がつらいよ)
うそうそ (福井の方言)
服や布、顔などがうす汚れた状態。 うそうその顔して、顔あろてえんのやろ(うす汚れた顔をして、顔を洗っていなんだろう)
うら (福井の方言)
私〈自称代名詞〉。 うら、いなんだで、なーも知らんのやって(私はいなかったので、何も知らないんだ)嶺南では「わし」〈男〉、「うち」〈女〉。
えっと (徳島の方言)
長い間。 えっとぶりじゃな。えっとあわなんだでー(久しぶりですね。長い間会わなかったね)
えんじょもん (石川の方言)
県外出身の人。 あの人、地の人やない、えんじょもんなガや(あの人は地元の人ではない、県外出身の人なんだ)
えんずえ (宮城の方言)
違和感があるさま。 なんだが、めぁえんずえや(何だか目がごろごろするよ)「着衣が窮屈なさま」「居心地の悪いさま」「歯に物が挟まったさま」などにも言う。
えーかわん (広島の方言)
買うことができない。 銭がたらんけー、えー買わなんだ(お金が足りなかったので買えなかった)
おぼえっだ (山形の方言)
知っている。 こいづなんだがおぼえっだが。ほだなししやね(これを何だか知っているか。そんなもの知らない)
おもこましー (愛知の方言)
ずうずうしい。 おもこましてとってけれなんだ(ずうずうしいので〈恥ずかしくて〉持っていけなかった)