こーとな (京都の方言)
地味で上品な。 いや、こたち、こーとなべべきてはるなー(いや、子どもさん 上品な着物を着ておられるねえ)
こーとな (和歌山の方言)
地味だ。 こーとな柄やなー(地味な柄だねえ)
ごしてー (長野の方言)
ひどく疲れた様子。 あー、ごしてーなー(ああ、疲れたなあ)中信では「てきない」、東信では「しんのう」とも。
〜ごたっ(1) (鹿児島の方言)
〜のようだ。 こんはなよめじょは、にんぎょんごたっなー(この花嫁さんは人形のようだねえ)
〜ごたる(1) (熊本の方言)
〜のようだ。 こんごろんメロンなふとかなー、まっですいかんごたる(このごろのメロンは大きいなあ、まるでスイカのようだ)
〜ごたる(2) (熊本の方言)
〜したい。 はらへったなー。ごはんばくおごたる(お腹が減った。ごはんを食べたい)
ごんたくれ (大阪の方言)
腕白。いたずらっ子。 あいつほんまにごんたくれやなー。ゆーことひとっつもきけへんし(あいつは本当に腕白だねえ。言うことを一つも聞かないし)
ごーわく (静岡の方言)
腹が立つ。しゃくにさわる。 あんなことゆわれてごーガわいてしょんねーなー(あんなことを言われて腹が立ってしょうがないなあ)
さじー (大分の方言)
すばしっこい。利に敏い。抜け目がない。 あん子はこんめーときからさじー子じゃったなー(あの子は小さいときから抜け目がない子どもだったなあ)
さびわけする (高知の方言)
選り分けて整理する。 あんたが役員やき、意見をさびわけせないかなー(あなたが役員なのだから意見を整理しなければ行けないよ)