へらこい (和歌山の方言)
人なつっこい。 あのこ、へらこいこやなー(あの子は人なつっこい子だねえ)
ほきる (神奈川の方言)
草木などが〈人間も〉成長する。 この桑(くわ)よー、よくほきたなー(この桑はね、十分に成長したなあ)
ほげない (兵庫の方言)
はかない。 ほげない死によーやったなー(はかない死にようだったねえ)「ほえない」「ほいない」とも。
ほっこりする (京都の方言)
ほっとする。 やらんなんことがすんで、ほっこりしますなー(しなければならないことが済んで、ほっとくつろぎますねえ)
ほな (兵庫の方言)
さようなら。 先帰るわー。ほななー(先に帰るよ。さようなら)
ほめき (三重の方言)
火のそばなどで顔がほてる。 ごみもやしとったらえらいほめきでなー(ごみを燃やしていたらひどい火照りでね)
ほめく (大阪の方言)
〈湿気が多くて〉蒸す。火(ほ)照(て)る。 「今日はえらいほめきやなあ」(今日はたいへん蒸し暑いねえ)「ほんまによーほめくなー」(本当によく蒸すねえ)
ほめく (兵庫の方言)
蒸し暑くなる。 今日はほんまよーほめくなー(今日は本当によく蒸すね)
ほめく (福岡の方言)
暑さが極度に強い。 きょーは、ほめくなー(今日はひどく暑いね)
ほーかな (和歌山の方言)
すばらしい。 あの人、ほーかなひとやなー(あの人はすばらしいことをする人だなあ)