なから(2) (群馬の方言)
たくさん。 今年は柿がなからなったなー(今年は柿がたくさんなったなあ)
なから (埼玉の方言)
かなり。たくさん。 なからへーがはいてたいな(かなり稗が生えていたな)
なたん (福井の方言)
菜切り包丁。 このなガたん、切れやんでもた(この菜切り包丁は切れなくなってしまった)
ながたん (岐阜の方言)
包丁。 昔のながたん、たまに研がんならんで、面倒じゃったのう(昔の包丁は、時々研がなければならないので、面倒であったね)
ながたん (奈良の方言)
包丁。 子どもがそんなながたんもって、てんごしたら怪我すんで(子どもががそんな包丁もって、いたずらしたら怪我するぞ)「菜刀」からか。
ながまる (新潟の方言)
足を伸ばして横臥する。 つかれたすけながまって休もう(疲れたから横になって休もう)
なまる (秋田の方言)
横になる。寝そべる。 なガまってばりいねぁで、働げ(横になって休んでばかりいないで働け)
なく (新潟の方言)
溶けかける。粘つく。 飴がないてる(飴が溶け加減になり柔らかく粘ついている)砂糖、塩、飴などが湿気や暑さなどで溶けかけ粘ついて柔らかくなる。
なぐさみ (三重の方言)
いたずら。冗談。 よーてよっさかいなぐさみしょんにゃさ(酔ってるからいたずらするんだよ)
なる (北海道の方言)
捨てる。 このごみ、なゲれ(このごみを捨てろ)